結局のところ、逃亡者の多くがアジアに流れてしまうのだ。

ちなみに条約を締結している韓国は、アメリカほど入国に制限がない。
そのためヤクザも比較的入りやすく、また警察の捜査も及びやすいことから
逃亡先としては不向きとされている。

このようにいかに逃亡先を選んでも、結局は逃げ切れてハッピーエンドを
迎える犯罪はほとんどいない。

1970年に赤軍派が起こした日本航空便ハイジャック事件である
「よど号事件」。犯人たちは崇高な目的のために命をかけたと、
少なくとも本人たちはそう思っていたはずだ。

ところが事件から半世紀が経過しようとしている現在、亡命(逃亡)
先の北朝鮮からたとえ逮捕されてもいいから日本に帰国したいとアピール
しているのだ(よど号メンバーは2014年10月からTwitterを開始している)
。それほど故国から離れるのは覚悟が必要なのだ。人生の選択として
あっているのかどうか、逃げる前にもう一度考えるべきなのかもしれない。
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